ホワイトサポテ


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バーノン
日付 2006/5/25
話題 ホワイトサポテとは・・・。
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コメント
正式名称 Casimiroa edulis

柑橘系なのでみかんやオレンジの仲間なのですが、厚い皮をむくと薄い皮に包まれた橙色のさっぱりすっきりした果肉のある一般的な柑橘系のイメージとは違い、滑らかでまったりねっとりとした桃や杏のような食感だという事だそうです。
とても美味しいと果物と聞くので、とても楽しみなのですが、見た目も観葉植物としてなかなかかわいい樹だと思いました。ご家庭の観葉植物として一本どうでしょうか?o(^o^)o
上の写真はバーノンという自家結実(一本で実ができる)品種ですが、ホワイトサポテも比較的一本よりは複数の品種を置いた方が実なりがいいそうです。中には一本だけでは実を作れない品種なども存在します。


バーノン[Vernon]
1953年、カリフォルニアにてウェルズ・ミラー氏によって選抜。
木は中くらいの高さですが樹勢がよく早生種。実は中〜大サイズで緑色で丸みがあり、果肉は白い。接木が難しい品種といわれています。

スーベル[Suebelle]
1931年、カリフォルニアのエンシニータスでスーザン(Susan)・ハベル(Hubbell)氏によって選抜されました。ホワイトサポテでは最もポピュラーな品種で木は中くらいの大きさ。耐寒性もやや高いようです。
実のサイズは基本的に小さいですが、サイズ形状とも個体差があります。果皮は緑、果肉は黄色く甘い品種ですが、甘い香りからか虫を寄せ付けます。比較的、接木しやすい品種との事です。

チェスナット[Chestnut]
1935年、カリフォルニアにてスーベルの実生苗から選抜。樹勢も強く、皮付近は苦味もありますが果肉の食味は良好。黄緑色の皮で形状は球状の物も多く、比較的輸送性もよいそうです。

クシオ[Cuccio]
1973年、カリフォルニアのフォールブルックにて選抜された早生種です。日焼けを起こしやすいとの事なので注意が必要です。果実は緑色で、熟した物はとても素晴らしい食味で、長く木に着きます。

エッケ[Ecke]
1963年、カリフォルニアのエンシニータスにてポール・エッケ氏によって選抜された品種です。
果実は、ほとんどサイズ形ともよく似ていて果皮は山吹色になります。

フィエスタ[Fiesta]
1973年、カリフォルニアのヨーバリンダにてレイ・ビンセント氏が選抜した晩成品種です。
やや黄色い果皮に小〜中サイズの果実ですが豊産性で、比較的保存性も効くそうです。

レモンゴールド[Lemon Gold]
1958年、カリフォルニアのエスコンディドにて、マーティン・ライネッケ氏が選抜した品種です。名前の通り、レモンのような美しい黄色い果皮で、ややレモンの風味を持ち非常に優れた食味を持ちます。樹勢自体はあまり強くないものの、適度に収穫は期待でき、木の上で熟した状態がよく続きます。

ルイーズ[Louise]
1973年、カリフォルニアのチュラヴィスタにてビル・ネルソン氏が選抜。とても優れた生産性で、常に実をつけるといいます。黄色い果皮に中果実ですが、流通には向かず、個人栽培用として優れた品種のようです。

マリブNo.3[Malibu No.3]
1981年、カリフォルニアのマリブにて、ワシントン・マッキンタイアー氏に選抜された品種です。
果実は丸みを帯び、10月から11月に柔らかくなったら収穫できるようです。まだ新しく、非常に有望な品種として期待されている品種のようです。


モールトビー[Maltby]
1928年、カリフォルニアのカールスバードにて、ガイ・モールトビー氏によって選抜され、フロリダでよく栽培された品種です。樹は大きくなり、果皮は黄色、果実の形状は不規則ですが450グラムほどの果実が成り、また生産性も良いとの事です。

マクディール[McDill]
1968年、カリフォルニアのオレンジ(という都市)で選抜されました。樹は大きく、果皮はやや黄色がかった緑、果実は非常に優れた食味で、非常に大きな実が出来るといいます。また接木もしやすい品種との事です。


以下、後日調べて載せていきます。

更新日時 2006/09/11/02:17:55

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